まずは、被災地のみなさまに心からお見舞い申し上げます。
前の記事「松本に行ってみた」のあと、電車に閉じこめられるというかたちで地震の被害に遭いました。
その時に思ったことは、
何事もなく日常が過ごせるのってありがたいことなんだな。
ということ。
以下、忘れないように書き記しておきます。
電車が止まってしまったのは、JR篠ノ井線の坂北駅の手前の山中。
すぐに動くだろうと思っていたら、「地震のため発車の見込みは立っていません」とのアナウンス。
幸い、わたしの携帯電話はすぐに家族とつながり、ワンセグでニュースも見ることができたので電車が止まった原因はすぐに把握できました。
同時に「いつ家に帰れるんだろう」という先の見えない不安も感じました。
中には、携帯電話がつながらないことに苛立ちを隠せないという方もいました。
約1時間後にようやく電車は途中の坂北駅まで進み、携帯電話がつながらなかった方たちも公衆電話でなんとか家族等と連絡が取れていたようでした。
約2時間後に篠ノ井駅まで徐行運転ということで坂北駅を発車しました。
篠ノ井に到着してからも、長野方面への運行の目処は立っていないということでまた足止め。
結局、通常は1時間弱の道のりを4時間以上かけて長野駅に到着しました。
疲れましたが、その日のうちに帰宅できただけでもありがたいことです。
普段からちょっと口にできる飴やチョコレート、飲み物は持っていたほうがいいなとも思いました。
(たまたま持っていたのです。飴やチョコがあると空腹が紛れるしイライラ防止にもなります。)
今、自分にできることは節電や募金に協力することくらいですが、被災地の1日も早い復興をお祈りいたします。